議会報告
令和5年6月那珂川市議会定例会
議案11件、報告4件、決議1件が上程され審議されました
一般会計補正予算3,850万円余増額
令和4年度一般会計予算205億9,910万円余
■主な議案のみご紹介します
@今光区と観晴が丘区にコミュニティー助成補助金が支給されます。
A片縄小学校の給食室が改修されます。
B生活保護の基準額が変わります。
C消防組合に高規格救急車と災害支援車が追加されます。
D小学校でも民間企業による学習支援が開始されます
■定例議会を振りかえって
令和5年7月1日から、道路交通法の一部を改正する法律(令和4年法律第32号)
のうち、特定小型原動機付自転車(いわゆる電動キックボード等)の交通方法等に関する規定が施行されることとなりました。
特定小型原動機付自転車に該当する電動キックボードのルールを正しく理解し、
遵守しましょう。
6月議会会派代表質問
「防犯カメラ設置に補助金を」
春田 防犯カメラの設置基準はあるのか。
部長 明確な基準はない。必要と思われる箇所に設置している。
春田 本市の防犯カメラ(地域見守りカメラ)29ヵ所57台は、他の市に比べて少ない。さらなる設置を求めるが。
部長 今後も、警察や学校等と協議のうえ、計画的に設置していく。
春田 春日市では、自動販売機の売り上げの一部を防犯カメラシステム支援につなげ、官民連携したカメラ増設につなげているが、見解は。
部長 官民連携による防犯カメラ設置は、有効な手段と考える。
春田 他の自治体では、防犯カメラ設置に補助金を出して、安全に安心して暮らすことのできるまちづくりの推進につなげている。本市でも、補助金制度の要綱を定め、地域を挙げて防犯活動に取り組んでみては。
部長 補助金制度については、引き続き調査検討を行う。
「有害鳥獣対策について」
春田 鳥獣被害対策における煙火(花火)の有効性はいかがか。
部長 煙火を使ってサルなどの追払いを行うことで、出没を軽減することが期待できる。地域単位での継続的な追払いが重要。
春田 煙火を使用する為の手続き方法は。
部長 保安教育講習を受講し、煙火消費保安手帳が必要。
春田 地域での追払いを推進していくためには、年に一度の講習ではなく、多くの市民が年間を通じて随時、新規の保安教育講習が受けられるようにはできないか。
部長 受講できる期間を年に数回設けて、対応することで検討している。
ランニングマン春が行く
「犯罪抑止と犯罪解決に防犯カメラ」
防犯カメラ設置により犯罪率が低下したというデータは、日本のみならず世界各国にあります。実際に防犯カメラを設置する前とその後の犯罪率には差が出ていることがわかっています。これは、潜在的犯罪者の犯罪を抑止しているためと考えられており、特に計画的な犯罪を防ぐ効果が高いと考えられています。
しかし、防犯カメラで抑止できる犯罪は計画的なものであり、突発的な犯罪への抑止力は無いと言われているのも事実です。もちろん、防犯カメラにより犯罪をゼロにすることは不可能でしょう。防犯カメラがあっても防犯の意識は持ち続けなければならないということです。
また、防犯カメラは起きてしまった犯罪の解決に繋がる証拠を記録しておくことが出来ます。事実、防犯カメラの映像の証拠によって検挙された犯罪は数多くあります。防犯カメラは治安の向上にも役立っていると言えます。
つまり、防犯カメラの効果は、犯罪の抑止のみに留まっているわけでは無いということです。
このようなことから、各個人から、団体、行政区、自治体へと防犯カメラの設置が広がることにより、犯罪の抑止力がより高まると考え、今回防犯カメラを設置するための補助金制度を提案しました。
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