女子商法人化について私の思いです。今から64年前、昭和25年当時、岩戸村・安徳村・南畑村(現在の那珂川町)は交通の便が非常に悪く、農家の女子の高校進学は非常に厳しかったと聞いています。そこで3村が共同の組合校として福岡県立筑紫野高等学校岩戸分校(町立福岡女子商業高等学校)が岩戸小学校の教室を間借りして設立されました。 この64年の歴史を持つ那珂川町立福岡女子商業高等学校は、これまで多くの卒業生を輩出し、社会へ大きく貢献されたことは、誰もが認めると思います。開校当初の女子生徒の高等教育の受け入れ体制、卒業して即就職できる女子高等学校としての役割は果たしてきたと考えられます。 バブル崩壊後の厳しい雇用情勢の中、過去から現在に至るまで、就職率は約100%・進学率も約100%と進路においては驚異的な数字を示し、部活動でもハンドボール部・サッカー部、あるいは簿記部が県大会や全国大会でも活躍し、珠算部においては長い間全国トップレベルを維持している点では学校関係者のご尽力や、女子商OGのみなさまの支援がある素晴らしい学校と考えます。 これらの賞賛すべき点は多々ありますが、年間運営費約5億に対して授業料収入などのほか約3億3千万(国の地方交付税や町税)から支出して賄っている点や、築50年を経た校舎の改築費は約25億円が見込まれるなど厳しい学校経営がつづいていました。また、現在の進学志向を考え普通科を設定すると新たに年間約1億8700万の教職員の人件費が必要となるなど生徒募集にも厳しい状況にありました。 行政改革のあらしが吹き荒れる昨今、平成17年に「那珂川町行政改革プラン2005」において「一定期間内において方向の転換への見直しや成果が見られないと評価された場合は、学校法人化等を含む方向性についての検討」が示されました。そして約9年間審議会の意見を聞きつつ、「女子商マルシェ」など特色ある教育プログラムの導入などが行われましたが財政負担軽減策などでの決め手に欠き、平成26年女子商運営審議会から「運営が困難な場合は廃校ではなく学校法人化を検討するよう」答申がなされました。 その後教育委員会で11回審議された結果も「学校運営の学校法人化」「可能な限り早期実施」が出されました。 現在町は教職員の処遇では正規職員は町職員としての身分は保証する。希望者については、福岡県や学校法人で勤務できるように働きかけを行うとしています。 また、翠香会や女子商会等の関係団体については可能な限り意向を尊重しつつ配慮を行うと示しています。 私は以前議会にて「女子商ブランドでまちづくり」と、様々なシーンに女子商の生徒さんに参加して頂き、生徒さんの「明るく礼儀正しいパワー」を街のシンボルにして、街づくりをしましょうと提言して来ました。 その後、中原区夏祭り、中原区福祉ネットサロン、なかがわどんたく参加など女子商応援を実施して来ました。 今なら輝かしい歴史と現状でこの素晴らしい女子商を継続し運営する法人はいると確信します。この時を逃して継続運営が困難になってからでは、向かう道は廃校となるとおもうと、今までこの学校を愛し支援してきた教職員、OGに失礼かと考え、学校法人化に賛成を致しました。 2014年10月06日
行って来ました井原山標高982M。一言反省から始まります。友人達が最近山登りを楽しんでいることを知っていましたが、時間的余裕がなく参加できないでいましたら16日(土)は空き!場所も内容も確認せず参加をクリック!指定された場所に行きその時初めて場所を知るような始末!おまけに天気予報も確認していない!そんな私に山は厳しかった! レインウエアも持たない私は傘さして登山いけないことと思いながらこの程度の山ならと。でもいつもは美しい沢も連日の雨で濁流に、ここ数年登山していない私は登山靴も処分したのでランニングシューズ。山道は勿論のこと岩場も滑り危険!それでも薄れてきた記憶と経験で山登り!幾多の難関?洗礼を受けながら山頂に到着! 自然のパノラマはガスがかかり全く見えず!おまけに雨に濡れた体は寒い!素早く食事を済ませ下山!他のルートも検討されたが今回の雨による増水は非常に危険なため同じルートにて下山!これは賢い選択であったと思う。その後滑らぬように細心の気を使い!濁流と化した沢を足元に気を付けアンノ滝まで下る! 上りでは気付かなかった小さく細い道を発見!好奇心旺盛な私!グループのみなさんにちょっと断りを言ってその場に進むとそこには絶景が!もうトレハダ立ちました!嬉しくなってカメラの前で気が抜け転倒。あわや骨折かと思うほど転倒し反省!今回の登山、私に「山をなめるな!常に謙虚であれ」と再教育してくれました。 戻ってネットで検索して知りましたが、今回のアンノ滝はこのような絶景は、年に数回しか見れないそうです!次回は装備を充実させ、安全に謙虚に楽しみたいと思います。今回同行して頂きましたメンバーのみなさまのおかげで、楽しい時間を過ごすことができましたこと、心から御礼申し上げます。 2014年08月17日