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過去の議会報告


平成23年 第4回那珂川町議会定例会
 
平成23年12月1日〜12月15日に「第4回那珂川町議会定例会」が開催されましたので、ご報告いたします。議案25件、請願1件、意見書3件、決議1件が上程され審議をいたしました。

<主な議案>
1. 指定管理者が決まりました
平成24年度からの以下6施設の指定管理者が決まりました。
・中ノ島公園(期間3年)-社団法人那珂川町シルバー人材センター
・華石苑(期間3年)-有限会社那珂川事業センター
・グリーンピア那珂川(期間3年)-木下緑化建設株式会社
・博多南駅前ビル、広場、自転車駐車場(期間3年)-共栄・大平グループ

2. 待機児童に対応
私立保育所の入所児童増加などに伴い予算を増やしました 。

3. 保健センターの空調設備改修
老朽化に伴い、保健センターの空調設備えを改修し、さらに利用しやすくします 。

4. バリアフリー化が進む
道善交差点から岩戸北幼稚園まで歩道のバリアフリー化が、約140m延長されます 。

5. 中ノ島公園施設整備進む
第2駐車場を舗装します。また、公園内にベンチと水のみ場を新たに設置し利用しやすくなります。さらに、四季彩館にエアコンが設置され快適になります。

6. 博多南駅前の証明を一部変更
ロータリー周辺の照明がLEDに変わります 。

7. 防災無線の整備調査へ
防災行政無線や防災ラジオなど地域の特性に合った通信システムを調査し、整備計画を作成します 。

8.自主防災組織へ助成
自主防災組織へ担架、メガホン、懐中電灯などの備品を配布します 。

9. 安徳北小学校プール改修へ
老朽化に伴い、安徳北小学校プールの配管を改修します 。

10イノシシ被害防止
イノシシによる農作物への被害が多く、被害防止の柵などの補助申請が増えています。


<意見書>
健全な国民健康保険制度の構築を求める意見書
全員賛成 「採択し国に要望しました」

防災会議に女性の視点を取り入れることを求める意見書
全員賛成 「採択し国に要望しました」

「子ども・子育て新システム」に関する意見書
賛成13 反対3 「採択し国に要望しました」


9月議会の一般質問 

「電力の安定とコスト削減を」

春田 原子力発電所の安全性が問われ電力の安定供給が危ぶまれている。
    本町の電力需要に対する考えは。

部長 不要な電灯の消灯などを含め、消費電力の削減に取り組んでいる。

春田 電力の自由化によりコスト削減と安定的な電力需要が期待できる
    特定規模電気事業者(PPS)から電力の購入を提案するが。

町長 制度や仕組みなどを先進地に学び調査研究する。

「安徳小学校の大規模改造工事について」

春田 東日本大震災の影響から大規模改造工事、提案した空調設備、
    太陽光発電、LEDなどの補助採択が大変厳しいと聞くが。

部長 今後においても引き続き、3ヵ年で実施できるように国に対して
    県を通じて強く要望する。

「スクール・ソーシャルワーカーについて」

春田 毎年増加傾向の不登校児童生徒数、平成22年度小学校9人、
    中学校83人、スクール・ソーシャルワーカー、1人では対応が困難と
    考える。児童・生徒指導支援員等の増員が必要ではないか。

部長 民生委員、主任児童員や児童・生徒支援員と取り組みを強化し
    増員等についても今後検討していきたい。



第4回定例議会を振り返って

今回の定例議会では4公共施設の指定管理者の指定について審議が行われました。指定管理者の直接選定は、その施設ごとに指定管理者選定委員会が選定し、選ばれた候補者を議会の議決によって指定するとなっています。

議会と致しましても、担当常任各委員会で入念に選定の審議が行われました。その過程で、私はふと思いましたが、本来ならば住民サービスの為の公共施設。予算ありきの施設になっていないか本当に市民サービスの向上につながっているのか今後、調査研究の必要性があるのではないかと考えました。

ランニングマン春がゆく

「2日間で約1万人、女子高生マルシェ大盛況」
平成23年12月10.11日那珂川町立福岡女子商業高等学校のマルシェ(市場)が開催されました。今回で5回目の女子商マルシェ、2日間で約1万人の来場者、売上額は約1千万円と女子商生徒の大いなる活躍と学びの場になっています。

私はこの女子商マルシェを毎年楽しみにしています。私と同様に楽しみに来場されるみなさま共通のコメントは「ひたむきに一生懸命取組む女子商生の姿は感動を与える」と話されます。また、林校長先生のお話ではご協力頂きます企業様のお力添えで、この女子商マルシェを機会に多くの生徒達が大きく成長すると話されます。

今、日本は円高株安で景気は低迷を続け経済的にも陰りが出ています。世界第二位の経済大国の座は中国に奪われ、国の財政も悪化の一歩をたどっています。メディアは「非正規社員やワーキングプアーがあふれている日本は若者にとって夢も希望もない国」と書きたてていますが、それは現実の一面だけにしか過ぎないのではないかと考えます。

新卒者の就職難が毎年報道されますが、福岡女子商業の就職率は、ほぼ100%(すべて正規雇用)と快進撃が続いています。その理由を企業の方に問うと、多彩な資格検定と商業教育のみならず、明るく笑顔で礼儀正しいく、仕事に実直に努力する姿を高く評価していると聞きました。私は、若者がひたむきに努力し行動する姿は社会に元気と勇気と感動を与えると思います。

若者が夢と希望を抱き活躍できる社会を形成することは私達の責務だと考え、これからも九州の小さな地方議会からではありますが、みなさまと共に住みよい街づくりを目指します


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2011年12月20日

平成23年 第3回那珂川町議会定例会
 
平成23年9月1日〜9月15日に「第3回那珂川町議会定例会」が開催されましたので、ご報告いたします。議案16件、意見書3件、認定7件が上程され審議をいたしました。

<主な議案>
1. 災害時等要援護者支援システム整備が行われます
発災時のために、支援が必要な人の個人台帳を作成し、情報を迅速に活用できるシステムを構築して避難支援体制の整備を図ります。

2. 東日本大震災被災地支援に職員を継続派遣します
宮城県東松島市へ行政事務の支援に職員を10月から2月まで順次派遣します。

3. 小中学校空調設備の整備の為に2億円積立てます
現在実施設計中の小中学校空調整備4億2千万円の為に今年2億円を積み立てます。

4. 子育て支援の充実をはかるガイドブックを作成します
子育てに関する情報を集約したガイドブックを作成し平成24年度から保健センターなど公共の施設やHPに掲載します。

5. 公園ブランコのいすをアルミ+ゴム製に取り替えます
ブランコの座イスが老朽化しており、事故を未然に防ぐため15カ所のブランコの座板をアルミの芯を入れたゴム製に交換します。

6. 庁舎及び保健センターの一部でLED照明を設置します
老朽化した照明を交換する際消費電力が少なく寿命が長いLED照明に取り替えます。

7. 学校の食器が新しくなっています
小学校の給食食器の入れ替えを順次行っていますが来年度予定していた南畑小学校と岩戸北小学校の食器も入れ替えます。

8.防球ネット新設
安徳南小学校と岩戸北小学校の防球ネットを新設します。


<意見書>
エネルギー政策の抜本的な見直しを求める意見書(案)について
全員賛成 「採択」

少人数学級推進、義務教育費国庫負担制度拡充を求める意見書(案)について
賛成12 反対4 「採択」

公共交通機関の存続へ向け、JR九州等に係る経営支援策等に関する意見書(案)
賛成4 反対12 「不採択」


9月議会の一般質問 

「災害時要援護者を守れ」

春田 災害時要援護者に被災時はもちろん、日頃からの情報提供は
    重要と考えるが。

部長 地域団体、社会福祉協議会、土筆会、点字の会、身体障害者福祉協会
    などを再度紹介し、情報の周知徹底を図る。

春田 災害時要援護者避難支援プラン「避難支援個別計画」の策定時、
    対象者の視点にたった取組を提案したが。

部長 提案された役場内横断的プロジェクトチーム、災害時要援護者支援班
    をつくり、地域支援者、身体障害者福祉協議会等のネットワークやノウ
    ハウを享受し、策定に取組む。

春田 要援護者の生活状況は様々で、日々の変化も考えられる。6月議会に
    おいて要援護者避難支援システムの導入が必要不可欠と提案したが。

部長 国の地域支え合い体制づくり事業の補助金を受けてシステムを導入する。

春田 様々な防災計画を立て訓練等で実施し、その結果を住民のみなさまと
    評価、改善を行い再度計画、実行する終わりない取組みが必要だが。

部長 防災活動の充実のために重要な取組みと位置づけ、更なる充実を
    図っていきたい。

「中ノ島公園について」

春田 水と緑の那珂川町を代表する中ノ島公園、水飲み場、休憩所等、
    更なる充実を図るべきでは。

部長 地域住民の同意を得ながら検討してみる。



第3回定例議会を振り返って

今回の議会でも東日本大震災の影響から、数多くの災害関連議案が質疑、審議されました。私は阪神淡路大震災のボランティア経験から、災害時要援護者(身体、知的障がい者・高齢者・妊婦・子ども)に対する九州の多くの自治体の取組みが不十分だと危惧し、以前より議会において災害時要援護者に対する様々な取組みを提案しています。

その結果、私も提案していました、災害時要援護者支援システムが、国の地域支え合い体制づくり事業補助金を活用し整備されます。このシステムは災害時要援護者の台帳情報登録・更新機能、台帳情報検索・閲覧機能、情報出力機能、ファイリング機能、マップ登録機能及び要援護者・避難支援者の場所検索機能などがあるシステムを構築し那珂川町避難勧告等発令システムとも互換性を持たせるようになります。さらに詳しくお知りになりたい場合は春田までご連絡下さい。

ランニングマン春がゆく

長い夏も終わり10月になりやっと秋の気配が感じられるようになりました。今年も秋の運動会シーズン、全国各地の小中高校で9月後半から10月上旬にかけて体育祭や運動会のピークを迎えました。9月に入っても連日最高気温が35度近くの暑さで、練習中の児童、生徒らが熱中症で倒れるケースが続発しました。

9 月5日には、府立高槻北高で体育祭中に生徒ら32人が熱中症などの症状を訴える事態が発生し、大阪府教委では水分とともに塩分もこまめに補給させることや、気温が35度を超える場合はプログラムの短縮なども検討するよう各校に呼びかけました。また、19日には広島市の小学校で運動会練習中の児童54人が、熱中症の症状で病院に運ばれました。

本町では昨年まで9月の第4週に計画されていた小学校の運動会(南畑小学校以外)を校長会の申し合わせで10月の第3週に変更し熱中症による事故防止を行っています。運動会の練習の暑さ対策では、学校からのお知らせで保護者に「水筒のお茶は十分持たせて下さい。首や頭を冷やすため、スポーツドリンクやお茶を凍らせタオルで巻いて持参させて下さい。」などのプリントが配布されています。

朝が私、ランニング+パトロールしていると通学時、首に保冷材入りのバンダナを巻いて登校する児童も珍しくありませんでした。このように今、学校現場と家庭では暑さによる体調管理や熱中症対策に細心の注意を払っています。

私は今後もこの問題にはさまざまな視点から精査し、子ども達の学習環境が充実され全ての子ども達が夢と希望を抱き健やかに育つ社会形成をすることは私達大人の責務だと考えます。子どもの最善の利益を保障し、子どもの権利を明確にした施策が検討され施行される、元気な社会づくりを目指します。


2011年9月20日

平成23年 第2回那珂川町議会定例会、第1回臨時議会
 
平成23年5月26日に「第1回臨時議会」、平成23年6月2日〜6月16日に「第2回那珂川町議会定例会」が開催されましたので、ご報告いたします。

臨時議会 議案9件を審議しました。
定例会 議案10件を審議しました。

<主な議案>
1. 災害時の避難支援体制が強化されます
リアルタイムでの「避難勧告」等が発令できるよう、気象庁および福岡県庁からインターネット回線を通じて、雨量や河川水位データ等を統合し、グラフ表示するシステムが構築されます。これにより、要援護者をはじめ、一般住民のスムーズな避難情報伝達等の支援を行います。

2. 引き続き、安徳北小学校の改修工事
第2期工事として北側の既存校舎の床・壁・天井・トイレなど856uの内装改修工事および屋上防水工事を実施します。

3. 博多南駅前ビルに季節の花を植えます
博多南駅前ビルデッキにある花だんのツタを、季節の花に植え替えします。

4. 地域の備品が充実します
宝くじの助成金が、寺倉区、上梶原区の和太鼓、子どもみこし、お祭りなどで使用するやぐら等の購入費用にあてられます。

5. 新設駐車場
博多南駅前ビル南側に新しい駐車場ができました。

6. 狂犬病の予防を推進します
本町の畜犬登録数を正確に把握し、狂犬病予防注射の接種の周知徹底を図ります。

7. サル被害防止対策を強化します
サル被害の防止を目的に、町内の巡回およびサル追い払いを行います。8月1日から8ヶ月間、4人の臨時職員を雇用します。


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2011年7月1日

平成23年 第1回那珂川町議会定例会

 


平成23年3月2日〜3月24日、「第1回那珂川町議会定例会」が開催されましたので、ご報告いたします。

議案39件、請願1件、意見書1件、決議1件を審議しました。

<主な議案>
1. 南部地域バス運行開始
「かわせみ」バスの運行補助や、西鉄の路線バスの運行補助及びバス車両の購入等の予算が計上され、南部地域において平成23年4月1日から運行が開始されました。

2. 今池公園整備すすむ
片縄北地区において、今池公園の基本計画が昨年作成されました。平成23年度から測量設計や公園整備工事の予算が計上されました。

3.小中学校に空調設備
学習環境改善のため、小中学校すべての教室にエアコンを設置する設計がなされます。

4.少人数による指導体制が充実
一人ひとりの実態に応じたきめ細やかな指導が可能となるように、町雇用の教員が各小学校に1名ずつ配置されました。

5.スクールソーシャルワーカーを配置
住民生活に光をそそぐ交付金を活用して、学校福祉の専門家スクールソーシャルワーカーを配置しました。

6.学校図書司書を増員
小中学校の学校図書司書が2人に増えました。

7.外国語指導助手増員に
小学校5・6年で英語授業が始まることに伴い外国語指導助手が2人から3人に増えました。

8.福岡大学と連携
高齢者健康づくり推進事業として、福岡大学と連携し認知症予防対策事業を実施します。高齢者のうち希望者が福岡大学で検査をうけ、認知症の予防が必要と診断された方などに対して、認知症の予防効果があるといわれているステップ運動教室を実施します。

9.3つのワクチンへ助成
平成22年度に引き続き、ビフワクチン、小児用炎球菌ワクチン、子宮頸がん予防ワクチンが、自己負担なしで受けられます。

10農業用水渇水対策に着手
本町を走る九州新幹線の工事に伴い、農業用水が渇水の被害を受け、その対策費が鉄道運輸機構から補償され、6ヶ所のため池を設置および改修されます。平成23年度は2ヵ所のため池が設置されます。

11.橋の架け替えに着手
豪雨による那珂川の氾濫を防ぐため、平成22年度から福岡県が主体となって那珂川床上浸水対策特別緊急事業が進められています。本年度は安西橋などの架け替えに着手する予定です。

12.新那珂川保育所建築へ
平成24年4月1日開所の(仮称)新那珂川保育所に対する建築費補助金です。この補助金は、子育て支援対策臨時特例交付金(安心こども基金)約1億2千75万円と町補助金約6千37万円で、保育所を建築する社会福祉法人に補助を行います。

13.ミリカ駐車場が広く
ミリカローデン那珂川の駐車場(約50台分)を拡張するための土地を、那珂川町土地開発公社から購入しました。

14.那珂川南中学校の外壁を塗装
きめ細やかな交付金を活用して、平成24年度・25年度に予定していた那珂川南中学校校舎の外壁の塗装工事を前倒しして実施します。

15.プレミアム商品券拡大
平成22年に引き続き、大変みなさまから好評であったプレミアム商品券事業に今年度は560万円補助を行います。昨年の3,000万円から7,000万円に拡大し実施されます。ぜひこの機会にご利用ください。



<一般質問の要旨>

春田 夏場の教室は35℃を越え37℃に達する。小中学校の全ての教室に、エアコンを
     設置すべきでは。

町長 本年実施設計を行い、来年国の補助が採択されれば設置する。

春田 
環境に配慮し太陽光発電やプロパンガス導入など最新の技術を検討すべきでは。

部長 
実施設計で十分検討する。

春田 
設置された場合の低体温等を含め、児童生徒の健康対策を考えるべきでは。

部長 今後協議検討する。

○スクールソーシャルワーカーの配置を

春田 
生活が困窮する家庭の子どもに更なる支援策として、学校福祉の専門家スクール
     ソーシャルワーカーを設置すべきでは。

部長 
当事者・家庭を含めて支援を行うスクールソーシャルワーカーを再度配置する。

○博多南駅前の活性化

春田 駅前ビルに学習機能を含めた図書館を設置すべきでは。

部長 
3階にミリカ図書館返却ボックスの設置と学習機能を含む書籍コーナーをつくる。

春田 世界的に高い評価を得ている新幹線、博多総合車両所をアジアの観光地にしては。

町長 
JR西日本と協議し、議員提案を含め博多南駅前の活性化を図る。


2011年3月25日

2011年
 
本年も、「春田ともあき」全力で走りぬいて参ります。

皆様のご支援のほど、何卒宜しくお願い申し上げます。

2011年1月1日