平成22年
第4回那珂川町議会定例会 |
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平成22年12月2日〜12月16日、「第4回那珂川町議会定例会」が開催されましたので、ご報告いたします。
議案19件、請願2件、陳情1件を審議しました。
一般会計補正予算 1千590万円減額
<主な議案>
1. 子宮頸がん予防ワクチン、ビフワクチン、小児用肺炎球菌ワクチン公費助成開始
国が先の臨時国会で3ワクチン半額補助の補正予算を成立させたことを受け、平成23年3月の半額補助をし本人負担をなくし、実施するために補正予算が追加提案され可決しました。22年度中に緊急実施する理由のひとつに、助成対象者に年齢制限が設けられているため、今年度中に実施することで、一人でも多くの子どもがワクチンを接種できるようにするためです。なお、この3ワクチンの公費助成については、町議会も9月に政府に対して意見書を提出していました。
2.第5次総合計画の基本構想可決
平成23年度から10年間のまちづくりの基本となる、総合計画の基本構想がさだめられました。「自然と人がとけあう 活力あふれるまち なかがわ」を将来像としています。
3.学校消防設備の改修
消防署から指摘があった、町立幼稚園・小中高等学校の非難器具や屋内消火栓などの消防設備を改修します。
4.「みんなの条例」を
町民のみなさんの声を反映させるための、基本的なルールづくりとなる条例、「那珂川町まちづくり住民参画条例」(通称
「みんなの条例」)ができました。この条例は、町民参加によるワークショップ等を経て、住民参画の対象や方法、推進委員会の設置などが定められました。
5.売店が増築
役場の売店が約2倍の広さになります。授乳室が設置され、農産物スペースも充実されます。本年6月工事開始、8月完成予定です。
6.岩戸公園側溝整備
雨水対策のため、公園内側溝を整備します。
7.バーベキュー場テーブル改修
グリーンピアなかがわキャンプ村の、老朽化したバーベキュー場テーブル6台の改修工事を行います。
8.国保税の納期変更
平成23年度から国民健康保険税の納期が現在の8期から9期に変更され、1期あたりの負担が軽減されます。
[改正後の納期]
第1期 6月1日から同月30日まで
第2期 7月1日から同月31日まで
第3期 8月1日から同月31日まで
第4期 9月1日から同月30日まで
第5期 10月1日から同月31日まで
第6期 11月1日から同月30日まで
第7期 12月1日から翌年1月4日まで
第8期 1月5日から同月31日まで
第9期 2月1日から同月末日まで
<一般質問の要旨>
春田 大変好評で一週間で完売となったプレミアム商品券、増額し町民、商工業のみなさまのさらなる支援をすべきでは?
町長 本町の景気回復、地域経済の活性化、住民の生活支援となるよう、商工会と協議検討し増額補助を行う。
○博多南駅前の安全性と利便性について
春田 渋滞が激しい博多南駅周辺、ロータリー北側から車両が抜けられれば、利便性が向上すると思うが。
部長 ロータリー、いちょう通りを警察と協議を行い、公共交通機関の充実を含め渋滞解消を検討する
春田 開業当時の3.2倍の利用者数となり混雑する博多南駅前、手すりを設置し側道の安全性を早急に高めるべきでは?
部長 歩行者の安全対策としてポストコーンの設置等の対策を検討する
○華石苑(火葬場)への道について
春田 華石苑に向かう終末の道に、コスモス等を植えて景観に配慮すべきと考えるが
部長 道路の用途上、景観の重要性も認識し検討して行きたい
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2010年12月16日
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平成22年
第3回那珂川町議会定例会 |
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平成22年9月2日〜9月16日、「第3回那珂川町議会定例会」が開催されましたので、ご報告いたします。
議案18件、意見書4件、認定8件を審議しました。
一般会計補正予算 3億5千700万円追加
<主な議案>
1. 災害復旧費用、約1億4千650万円
7月14日および7月14日の豪雨による災害復旧を早急に実施するため、専決処分により事業がおこなわれました。主なものとしては、次のようなものがあります。
・公共土木施設災害 約9千200万円
・農地農業用施設災害 約2千470万円
・林道災害 510万円
・民間施設災害 約100万円
・公立学校施設災害 約80万円
・その他公共施設災害 約2千170万円
2.ミリカローデン施設整備
ステージ照明及び空調設備がさらに充実、より快適になります。
3.地デジテレビを設置
地デジテレビを小中学校等に追加設置します。
4.女子商施設費を値上げ
平成23年度入学の生徒から、入学時施設費及び月額施設費が引き上げあられます。在学中の生徒には現在の金額が適用され、新たな負担が生じることはありません。
5.ハザードマップ作成
那珂川町の二大水系である那珂川、梶原川の浸水想定区域、土砂災害警戒区域の情報や避難場所、避難にかかわる各種情報等を掲載したハザードマップを作成し、全戸配布予定です。
6.男女共同参画推進センター実現へ
勤労青少年ホームに男女共同参画推進センターが設置されます。
7.電算室プリンタ入れ替え
電算室に設置している連続プリンタ及び高速プリンタの入れ替えを行います。税や料金関係の納付書の印刷速度を向上させ、事務の効率化を図ります。
8.学校門扉を安全に
岩戸北小学校、那珂川中学校、那珂川南中学校の門扉が老朽化したため、改修工事を行います。今年度中に完了予定です。
9.募金積立
福岡都市圏南部環境事業組合(福岡、春日、大野城、太宰府、那珂川)は、平成28年度稼動を目指して、一般廃棄物処理施設を建設する予定です。この建設にかかる費用の負担金を確保するために2億円を公共施設整備募金に積立ます。
10.社会体育施設の料金値上げ
那珂川町社会体育施設等の使用料の見直しが行われ、平成23年4月から梶原運動広場の使用料が1時間にあたり210円から630円に、町民体育館アリーナの使用料が1時間あたり630円から1,050円にそれぞれ引き上げられることになりました。
11.博多南駅ビルの正面階段側面を目隠し
住民の方から要望があった、階段側面の目隠し工事が行われます。
12.中ノ島公園駐車場に防護柵を設置
防護柵が設置されます。
13.公共施設案内サイン設置
いちょう通り・道善・西隈に、設置されます。
<一般質問の要旨>
春田 安徳小学校の大規模改造工事で環境に配慮した計画はあるか。また国からそのような取り組みに補助金はあるか
教育部長 国の補助事業として、環境に配慮した学校施設エコスクール事業・太陽光発電事業等がある。
質問 教育環境整備と町の財政とエコを考え、太陽光発電とLED照明の導入を試算表に基づき提案する。
教育部長 今後比較・研究・検討したい。
質問 酷暑で9月を過ぎても、室温37℃を越える教室に、冷房等の設置を求めるが。
教育部長 近隣の市と同様に現在のところ、計画していない。
※災害時要援護者支援計画について
質問 災害弱者と言われる災害時要援護者の定義と具体的人数は。
住民生活部長 必要な情報を自ら把握し安全な場所に避難行動をとることができない方で今年の調査では、高齢者1千788人・障がい者1千773人・外国人148人・妊婦282人となっている
質問 約4千人の要援護者を支援する際には、担当所管に関係なく要援護者として一つの窓口で、まとめて対応するべきでは。
住民生活部長 ご提案通り、住民の方々や関係者の意見を聞き、今後内容等を十分検討していきたい。
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2010年9月17日
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平成22年
第2回那珂川町議会定例会 |
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第2回那珂川町定例議会 会期15日間(6月3日〜6月17日)
議案51〜69計19件、 一般質問12件
諮問1件意見書3件が上程され審議致しました。主な議案のみご紹介致します。
すべての議案をご覧頂きたい方はgiannwa-do2をご覧ください。
〈議案57号〉那珂川町一般会計補正予算
主な補正内容をお伝え致します。那珂川町プレミアム商品券が発行されます。
町内の消費需要拡大と地域経済の活性化をはかるために那珂川町商工会より地元商店ではプレミアム率20%500円で600円分のお買いものが出来ます)その他加盟店舗10%(500円で550円分のお買い物が出来ます)商品券が発行されます。
子ども手当が支給されました。6月9日より8,100人対象に子ども手当が支給開始されました(この件では議会を振り返ってに私のコメントを記載していますのでご覧下さい)
緊急雇用創出事業
国の交付金を活用して新たな4事業を開始いたします
1. 事業系ごみの減量を推進・監視・指導する(通称ごみGメン)を1名増員します
2. 町道・林道の障害物撤去に2名雇用します
3. 高額医療費支給台帳を電算処理する為に1名雇用します
4. 不登校などの教育相談員を1名配置致します(この件は昨年の第4回定例議会一般質問と関連があり議場にて賛成討論を致しました)
地域公共交通活性化協議会を設置します。
町立幼稚園の入園・保育料の減免制度額が一部改正されます。
コミュニティスクール導入に向けた審議会が開催されました。
ふるさと応援基金より38万円寄付されました。
〈議案68号〉那珂川町博多南駅ビル設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について
賛成10反対6で可決されました。
私は今回の条例改正により駅ビルがもっと活性化し文化・情報のさらなる発信につながると考え賛成致しました。
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2010年6月17日
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平成22年
第3回那珂川町議会臨時会 |
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平成22年5月21日(金)9:30より、「第3回那珂川町議会臨時会」が開催されましたので、ご報告いたします。
<提出議案>
議案45: 専決処分について(那珂川町税条例の一部を改正する条例の制定について)
議案46: 専決処分について(国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について)
議案47: 専決処分について(平成21年度那珂川町一般会計補正予算)
議案48: 専決処分について(平成21年度国民健康保険事業特別会計補正予算)
議案49: 工事請負契約の締結について(安徳北小学校大規模改造1期建設主体工事)
議案50: 工事請負契約の締結について(安徳北小学校大規模改造1期建設主体工事)
2010年5月21日
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平成22年
第2回那珂川町議会臨時会 |
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平成22年3月31日(水)13:30より、「第2回那珂川町議会臨時会」が開催されましたので、ご報告いたします。
<提出議案>
議案42: 財産の取得について(デジタルテレビ第1校区物品)
議案43: 財産の取得について(デジタルテレビ第2校区物品)
2010年3月31日
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平成22年
第1回那珂川町議会定例会 |
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平成22年3月2日(火)〜3月24日(水)より、「第1回那珂川町議会定例会」が開催されましたので、ご報告いたします。
<提出議案>
議案6: 平成21年度那珂川町一般会計補正予算
議案7: 平成21年那珂川町住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算
議案8: 平成21年那珂川町国民健康保険事業特別会計補正予算
議案9: 平成21年那珂川町老人保健特別会計補正予算
議案10: 平成21年度那珂川町介護保険事業特別会計補正予算
議案11: 平成21年那珂川町後期高齢者医療特別会計補正予算
議案12: 平成21年筑紫地区障害程度区分等審査会事業特別会計補正予算
議案13: 平成21年那珂川町下水道事業会計補正予算
議案14: 町道路線の廃止について(道十里線)
議案15: 町道路線の認定について(道十里線)
議案16: 町道路線の認定について(扇前道4号線)
議案17: 福岡県自治振興組合を組織する地方公共団体の数の増減について
議案18: 福岡県市町村災害共済基金組合を組織する地方公共団体の数の増減について
議案19: 那珂川町職員定数条例の一部を改正する条例の制定について
議案20: 議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正
する条例の制定について
議案21: 那珂川町特別職の職員等で非常勤の者の報酬及び費用弁償に関する条例の
一部を改正する条例の制定について
議案22: 那珂川町議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する
条例の制定について
議案23: 那珂川町特別職の職員で常勤の者の給与及び旅費に関する条例の一部を改正
する条例の制定について
議案24: 那珂川町教育長の給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
議案25: 那珂川町国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について
議案26: 那珂川町公共施設等整備基金条例の一部を改正する条例の制定について
議案27: 那珂川町中原観晴が丘公共施設管理基金条例を廃止する条例の制定について
議案28: 那珂川町道路管理基金条例を廃止する条例の制定について
議案29: 那珂川町立高等学校教育職員の給与等及び勤務時間その他の勤務条件に関す
る条例の一部を改正する条例の制定について
議案30: 那珂川町公立小学校遠距離通学費補助金に関する条例を廃止する条例の制定
について
議案31: 那珂川町立高等学校条例の一部を改正する条例の制定について
議案32: 那珂川町自転車等の放置防止に関する条例の一部を改正する条例の制定につ
いて
議案33: 那珂川町消防団員の定員、任用、給与、分限及び懲戒、服務等に関する条例の
一部を改正する条例の制定について
議案34: 那珂川町暴力団排除条例の制定について
議案35: 平成22年度那珂川町一般会計予算
議案36: 平成22年度那珂川町住宅新築資金等貸付事業特別会計予算
議案37: 平成22年度那珂川町国民健康保険事業特別会計予算
議案38: 平成22年度那珂川町老人保健特別会計予算
議案39: 平成22年度那珂川町介護保険事業特別会計予算
議案40: 平成22年度那珂川町後期高齢者医療特別会計予算
議案41: 平成22年度那珂川町下水道事業会計予算
議案6号〜41号 計35件を審議・議決し 一般質問16件 請願1号を国に意見書として提出致しました。
・かわせみバス(公共施設等循環バス)のルートが拡大します。
・環境対策としてごみ減量プランが実施されます
・(仮称)那珂川保育所用地購入と造成工事が実施されます
・国の経済危機対策を利用し幼稚園、学校、地区公民館にデジタルテレビを設置します
・地域ボランティア活動の更なる広がりを期待してアダプトプログラムが実施されます
〈女子商ブランドで地域活性化〉
今高校は、少子・高齢化、グローバル化という厳しい外部環境の中、法人形態を問わず生き残りをかけた構造改革を今迫られています。これは女子商が個別に取組む問題のほかに、小・中学、大学、専門学校、企業、行政、地域と連動し、新しい時代の変化と地域のニーズに対応し、いかに那珂川の郷土に根づいた学校運営がなされるかが、大きな課題と考え提案致しました。
春田:本年60周年を迎え本町の女子高生の約25%が在学する町立福岡女子商の更なる地域との連携を求めるが。
部長:今後も地域、小中学校と交流しながらボランティアセンター「くるりんぼ」と連携し地域貢献に努める。
春田:元気で明るく礼儀正しい女子商、他の自治体にはない本町のブランド(宝)として考え、若い感性を様々な地域福祉に活用した「女子商ブランドで地域活性化」を提案するが。
部長:郷土史の研究、各地区公民館、地域福祉活動等の積極参加と女子校生から見た那珂川を、ホームページ掲載等、提案された内容を今後も生かして考える。
〈学用品のリユース(再使用)について〉
毎年多くの中学生が入学しますが、制服などを全て揃えると約8万円かかります。指定にあたっては、学校側の業者への厳しい品質管理の結果、卒業時でもまだまだ使える学校指定用品はたくさん有ります。環境と財布にも優しい取組みと考えリユースを提案致しました。
春田:毎年多くの新中学生が購入する学校指定用品のリユース(再使用)を提案するが。
部長:各校PTAが、バザーで取組んでいる。
春田:制服のリユースをする際、名前の刺繍がネックになっている。
部長:生活指導上の理由だが、今後については検討する。
春田:本町の循環型まちづくりの一環として学校指定用品のリユースをリサイクルプラザエコピアで取組むべきでは。
町長:需要と供給のバランス、管理と財政の問題を22年度中の調査研究とする。私は全ての子ども達が、夢と希望を抱き健やかに育つ社会を形成することは、私達大人の責務だと考えます。そのために子どもの最善の利益を保障し、子どもの権利を明確にした施策が検討され施行される、元気な社会づくりを目指します。
今回の定例議会では、町長の施政方針があり、今後も那珂川町を取り巻く経済状況はしばらく厳しい状態が続くと考えられます。3月17日西鉄にバス路線の維持要望書を議会にて議決し提出しました。このような案件にも取組み、安全・安心のまちづくりを目指していきます。
議会報告PDFファイルはこちら
2010年3月25日 |
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