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那珂川町議会議員 春田ともあき
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第4回那珂川町定例議会 会期14日間(12月3日〜12月16日)
議案86〜109計24件、 一般質問16件
請願4〜7号が上程されました。主な議案のみご紹介致します。


〈議案96号〉
那珂川町廃棄物の減量及び適正処理に関する条例の一部を改正する条例の制定について事業系のごみ袋の値上げが提案され賛成14:反対2で可決されました。 賛成意見は、那珂川町は他の市と比較しごみ袋が安い。また、量が多いので古紙回収などの充実を図り再資源化に努める。反対意見は、ごみ袋値上げは企業経営者に負担が増えるが出ました。私は那珂川町の平成20年度の企業系ごみ処理費(支出)と、ごみ袋の売上(収入)を比較し、賛成を致しました。

現 行
改定後(平成22年10月1日〜)
種類
細別
手数料
(10枚)
種類
細別
手数料
(10枚)
可燃物
可燃物専用袋(特大)
950円
可燃物
可燃物専用袋(特大)
1,250円
可燃物専用袋(大)
600円
可燃物専用袋(大)
800円
可燃物専用袋(中)
550円
不燃物
不燃物専用袋(大)
650円
不燃物
不燃物専用袋(大)
850円
再資源化物
再資源化専用袋(大)
400円
再資源化物
再資源化専用袋(大)
550円
粗大ごみ
1,000円以内で規定で定める額
粗大ごみ
1,000円以内で規定で定める額

〈議案98号〉
平成21年度那珂川町一般会計補正予算歳入歳出予算の総額にそれぞれ1億128万円を追加し本年度一般会計136億7,272万円と提案され、賛成14:反対2で可決されました。賛成・反対は、主な補正内容は国の執行停止などありますので、詳しくは補正予算書をご覧頂きたいので、ご一報下さい。

〈議案104号〉
那珂川町公の施設に係る指定管理者の指定について(那珂川町立学童保育所)提案され賛成13:反対3で可決されました。那珂川町立学童保育所の指定管理者に「株式会社テノ・コーポレーション」が申請し、選定委員会にて適合・評定審査にて、基準を満たしていると判断された。賛成・反対は指定管理者による運営と選考委員会のあり方を問うものと判断しました。私は、現在の学童保育所の運営は完ぺきではないでしょうが、放課後の子どもの居場所対策としては、ある程度基準を満たしていると、判断し賛成致しました。私は、夏休みにボランティアとして数校の学童保育所に行き、子どもと直接遊び現場の状況を体験して来ました。


■春田ともあきの一般質問は、療育・教育支援と学校・家庭・地域が一体となったまちづくりです。
(抜粋です。詳しくは 春田ともあきチャンネル(映像)をご覧ください)

春田 新設された療育指導教室は予想以上の相談件数と聞く、さらなる支援の充実を行う療育指導教室の拡充や、新設が求められるが。

教育部長 通級指導教室の設置を県に要望し、心身の発達に課題の見られる子どもの早期発見、早期療育と、学童生徒の教育相談、学習支援を幅広く行う。

春田 昨今の経済危機により生活が困窮し、就学困難な児童生徒に対する心的支援と経済的就学援助の継続支援が必要とされるが。

教育部長 経済的理由による就学困難な児童生徒には学用・通学用品費、修学旅行費、校外活動費、学校給食費、医療費などを学校教育法に従い継続支援する。

春田 子ども及び保護者の話を聞き、生活保護などの法的手続きを共に申請し、就学援助を行う、県から委嘱されているスクールソーシャルワーカーの継続を求めるが。

教育長 家庭環境まで深く踏み込む重要な業務と高く評価し、県に強く要望し継続していく。

春田 他の自治体で高い成果を上げている、地域の力を借りた住民と協働の学校づくり協議会の設置を提案する。

教育長 次年度より北中校区に学校を地域の核とした家庭、地域が一体となった協働の地域運営学校、コミュニティスクールを導入し、総合的に子どもたちをサポートしていく

<用語解説>
スクールカウンセラーとは…心理検査や心理療法にて、本人の心の問題を改善・解決していく心理の専門家。
スクールソーシャルワーカーとは…子どもに影響を及ぼしている家庭・学校・地域環境の改善に向けて、子ども達の背景にある家庭環境まで踏み込み、改善や具体的サポートをする福祉の専門家。
療育指導教室とは…心身の発達に課題のみられる乳幼児及び児童生徒を対象に保護者と共に心身の発達を促し社会生活・集団生活への適応能力向上を図ることを目的とします。
通級指導教室とは…小学校の通常の学級に在級する心身の発達に課題のみられる児童を対象に障害の状態や教科の理解度に応じて療育を行い社会生活・集団生活への適応能力向上を図ることを目的とします。

■請願書について
〈請願4号〉
改正貸金業法の早期完全施行等を求める請願書は、賛成全員で可決し意見書として国に提出しました。

〈請願5号〉
国民健康保険税の引き下げを求める請願書は、賛成3:反対13にて否決しました。

<この案件については、反対・賛成の両論がありました。>
賛成意見としては、請願者に託された5,871人の思いや、「国保税が高く負担が大きい」という声を、正面から受け止めてほしいということ。また、軽減制度により保険税を軽減されても、なおかつ収入に対する保険税の割合からすれば負担率は大きいなどが出されました。
反対意見として、保険税の軽減制度があること、そして、ここ20年間の医療費の延び率50%に対し、保険税の延び率は4%であること。また、町が独自で引き下げを行うことでペナルティが課され、国からの支援が減額されるおそれがあること。国民健康保険制度の崩壊につながること。さらに、費用圧縮のため、特定検診の受診率向上や保健指導の充実、医療品の使い方を指導するなど、国保医療費を削減するための努力を行っていることなどが出されました。

〈請願6号〉
後期高齢者医療制度の即時廃止の意見書提出を求める請願書は、賛成2:反対14にて否決しました。

<この案件については、反対・賛成の両論がありました。>
賛成意見としては、医療費がかさむ高齢者を年齢で一括りにし医療制度を別にすれば、その医療保険料が高くなるのは当然であり、今後2年毎見直しのたびに保険料が上昇することは明らかであるという意見がありました。
反対意見としては、後期高齢者医療制度は、国民健康保険税からの老人保健拠出金額が増大したことと、それに伴い現役世代が背負うこととなる負担を明確にするためつくられた制度であること。また、昨年6月に「後期高齢者医療制度廃止法案」を提出した4党のうち現厚生労働大臣が、後期高齢者医療制度の廃止及び老人保健制度に戻すことに難色を示していること。さらに、現行制度の利点と欠点を見極め、若者世代の医療保険制度と連動して改善された新制度をつくりあげるべきであるなどが出されました。

〈請願7号〉
有床診療所の存続と活用を国に求める事に関する請願書は、賛成全員で可決し意見書として国に提出しました。

〈陳情〉
電源立地地域対策交付金制度の交付期間延長を求める陳情は、賛成全員で可決し意見書として国に提出しました。
天皇陛下即位二十年奉祝の賀詞決議(案)は賛成全員で可決し意見書として国に提出しました。


私は請願6号に対して反対討論を行いました。後期高齢者の医療制度を廃止してどうしますか?今迄、散々時間と予算を費やして作った、制度を政権が変わったからと言ってコロコロ変えては、高齢者の方が戸惑うと思います。財源も考えない請願に反対しました。詳しくは下記文をお読み下さい。


1番 春田智明です。
私は請願6号「後期高齢者医療制度の即時廃止の意見書提出を求める請願書」に対する反対討論を行います。平成21年度第4回定例議会にて上程となりました「後期高齢者医療制度の即時廃止の意見書提出を求める請願書」に対して反対の立場から意見を述べます。

後期高齢者医療制度については、制度開始時75歳で一律区分した事に多くの高齢者の方から反発が生まれました。また、制度の周知不足、初期事務のミスも重なり、医療用語とはいえ、日本社会には合わないネーミングを問題視したマスコミの発表から国民の不信感は根強いと思われます。また、たび重なる保険料の軽減策で制度自体が複雑にもなりました。

このような問題は廃止ではなく、徹底的に研究・協議され改善などを、行い制度をより良くする努力が必要なのではないでしょうか?また、現行制度すべてが問題なのでしょうか?平成9年国は、高齢化の進展・高齢化医療費の増加・保険者の拠出金の増大により政府は新しい制度の検討を開始しました。その間に県拠出金不払い運動も起きました。そして、平成17年、後期高齢者については独立した医療制度を創設するという「医療制度改革大網」を政府・与党で可決し、平成20年4月から現行制度が始まったのです。約11年の歳月を費やした医療制度が廃止しないといけない程、そんなにダメな制度なのでしょうか。

私達の子ども達に残すにはあまりにもショーもない制度なのでしょうか。しかし平均寿命と健康寿命を日本と他国の比較した時、今迄日本がやって来た医療制度は素晴らしい制度だと考えます。日本人の平均寿命は男性79歳・女性86歳、アメリカは男性75歳・女性80歳、イギリスは男性77歳・女性は81歳です。

健康寿命は日本人男性72.3歳・女性77.7歳で、アメリカは男性67.2歳・女性71.3歳で、イギリスは男性69.1歳・女性は72.1歳で、日本は、どの国よりも健康で長生きが、世界でも高い保険医療制度を先に述べた数値が、実証しているのではなないでしょうか。また、昭和58年では100歳以上のお年寄りは、1,354人 75歳以上は400万人でした。その頃と現在と比較すると100歳以上のお年寄りはざっと29.6倍の3.2万人 75歳以上は3.25倍の1300万人、と日本の少子高齢化は、世界にも類を見ない速さで、ますます進んでいます。そして驚く事に、全ての医療費が10年前より50%アップしていると報道されています。

このようなことから、どのような制度にしようとも膨らむ高齢者医療費を誰かが負担しなければならないのです?現行制度の良き部分を残しさらにブラッシュアップし生かすべきで、長い時間と莫大な費用を費やしたのに、廃止ありきではあまりにも短絡的で国民の皆さまは納得しないのではないでしょうか。

また請願書には、後期高齢者医療制度を廃止し過去の老人医療制度に戻すべきとありますが、今日本は過去100年にない経済危機とデフレスパイラルなど不安定な経済状況でもあります。さらに08年9月におけるリーマン・ショック以来世界的な経済不況が重なった。完全失業率は過去20年間で最悪の水準に達し有効求人倍率も過去最低水準まで落ち込み09年10月30日総務省が発表した9月の完全失業率は5.3%と前月比で0.2%改善したものの、就業者数は前年同月比98万人減の6千2百95万人となり、完全失業者数は同92万人増の3百63万人と11カ月連続で増えています。

しかも現在、労働者の3人に1人が非正規雇用といわれ、企業からすれば正社員として雇用しなければ社会保険料を負担することもない合理化を進めています。このような混沌とした経済情勢、合理化だけで進む雇用情勢の時、現行制度を廃止し老人保健制度に戻すと、全国の市町村・保険者・事業者に膨大かつ煩雑な事務処理による費用負担の増加。高齢者医療に対する若人と高齢者の負担関係の不明確による就労意識の減少につながる懸念が指摘されます。

高齢者医療費の負担が青天井になる懸念があった過去の医療制度を、現行制度は現役世代の負担を明確にし、現役世代の負担が重くなり過ぎないように財源の半分を税金で賄い、支払い能力のある高齢者の方に負担を求めたものも、限りある財源での知恵だった考えます。廃止ありきと言う、感情論に流され、現制度は十分に検討されてこなかった。まずは何をなすべきか、冷静に現制度の利点と欠点を、見極め改善を行うべきです。不用意にマスコミなどの感情論に流されてはなりません。

私は高齢者医療制度の見直しは、受け皿となる若者の雇用制度、医療制度と連動して大きな視点から考えしっかりとした時間をかけた結論を出し、地域住民の皆さまが安心した新医療制度をスタートさせるべきだと考えます。政権が変わるたびに制度が変わっては国民が混乱します。ご近所の高齢者の方に今回の案件を話すと「また変わるとや!年寄りをだしにいい加減にして欲しい、年寄りはそげんコロコロついていけん」と言われました。コロコロ変わっては高齢者の方は混乱します。政権公約を急ぐあまりに粗雑な議論とならないように審議し、世界でも類を見ない日本の高い医療制度を継続させるべきだと考えます。

よって請願6号「後期高齢者医療制度の即時廃止の意見書提出を求める請願書」に対する反対討論とし、議員各位のご賛同をお願いしまして、以上反対討論と致します。

■12月議会を振り帰って
今回の議会の大きな案件は事業系ごみ袋問題でしたが、議会終了後全員協議会にて、西日本鉄道が運行する、現人橋より市ノ瀬までの南部のバス停と、観晴が丘バス停の23年度以降の、廃止が報告されました。今後はこの問題に取組み安全・安心のまちづくりを実行していきます。


議会報告PDFファイルはこちら







平成21年11月26日(木)
第5回那珂川町議会臨時会が開催されましたのでご報告致します。
本件は議案85号のみです。

那珂川町一般職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について

<提案理由>
国家公務員の給与等に関する人事院勧告がなされたことに伴い、条文の整備を図るため。

賛成14反対2で可決されました

これにより、那珂川町の職員の皆さまの給料と賞与が減額になり、行政職員一人当たり、
平均年-148,025円になります。削減額は次の通り。
一般職員3,446万円
女子商職員743万円
特別職66万円
町議会157万円
合計4,412万円

収入が減ると→買い控え→企業利益の減少→収入が減る→買い控え→企業利益の
減少デフレのスパイラルを招くと反対する方もいます。私も悪循環のスパイラルと思い
ますが、ここで人事院勧告を無視すると総務省から財政に余裕が有るとみなし、来年
3月の地方交付税の交付金を減額する場合もあります。







平成21年10月29日 第3回経済福祉常任委員会
上記内容の委員会が、開催されましたので主要な案件のみ、皆様にご報告致します
<健康福祉部>
福祉課
1.災害見舞金について
災害見舞金を48名の方へ支給額48万円支払。
災害援護資金の貸付状況は該当者なしでした。
(問い合わせはありましたが、該当する案件ではありませんでした)

子育て支援課
1.那珂川保育所民間移譲に関する公募について
申し込み状況は、HPにて申し込み用紙は各自が取れるので、11月13日締め切り日まで解らない。現在5業者の質疑が有りました。一部用地有償を無償に変更しました。
  
2.学童保育所指定管理者について
平成22年4月1日〜平成25年3月31日までの3年間とし、現在選考委員会の選考中。

3.安徳南学童保育所について
平成21年12月1日から100名体制にて実施予定。

4.子育て応援特別手当について(20年度版)
868世帯に支給終了。

5.子育て応援特別手当について(21年度版)
執行停止になりました。

国保年金健康課
1.新型インフルエンザ発生状況及び経過について
詳しい説明が有りましたが本町HPをご覧ください。学校発生状況は10月27日現在1119名が感染(HP掲載の学級・学年閉鎖状況は前回の委員会の際、春田ともあきが提案し、執行部が実施し、保護者のみならず、小さなお子様の保護者の方、高齢者の方からも好評です)。

2.インフルエンザワクチン接種について
情報が刻々と変化しています。まずは保健センターか病院に直接お尋ね頂き下さい。

<地域整備部>
建設課
1.災害査定状況
公共災害復旧 河川44か所: 道路15か所: 合計59か所 122工区
復旧費 350,919千円 ⇒決定額318,623千円 採択率90.8% 
農地災害復旧 33か所 58工区
復旧費 31,241千円 ⇒未定

産業課
1.キャンプ村の災害復旧につて
土砂の撤去状況、水道のポンプ修理内容など。

都市計画課
1.公共施設循環バス運行事業
10月1日〜25日までの日付ごとの清算表が提出された。


今回の常任委員会を振り返り
健康福祉部では学童保育の指定管理者選定・那珂川保育所民間移譲など官民一体となった取組みが行財政改革の一環になると実感しました。

子育て応援特別手当は政権交代で執行停止となるが、子ども手当の実施を地方議会議員として取り組んで参る次第です。新型インフルエンザ対策・ワクチン接種件は執行部に、最新の情報収集に努め地域住民の皆様にもしもの時には、最良の医療受診が可能になるように努めます。

地域整備部では災害復旧に向けた行政職員の素早い国費対象災害復旧査定申請には感謝します。公共施設等循環バス運行事業では利用率のアップが今後一つの課題となると考え今後は執行部と共に最良を検討し実行して行く必要性を感じました。







9月3日〜9月16日の第3回定例会における「春田ともあき」一般質問の内容をご報告いたします。

<質問の趣旨>声の広報で情報の共有化を
質問
町民と行政のコミュニケーションツールである、広報なかがわ『土筆会』が取り組む「声の広報」今後どのように発展させるのか?
行政回答
25年間にわたる行政サービスを補完する社会福祉協議会を通じた、素晴らしい献身的な、福祉ボランティア活動。今後は、災害時要援護障害者実態調査事業を活用し、利用者増を進めたい
質問
実態調査を行う際に、様々な、団体の紹介や福祉サービスの案内をしては?
行政回答
社会福祉協議会が実施しているサービス、ボランティア団体や身体障害者福祉協会の取り組みを、紹介する方向で検討します。
質問
声の広報を希望する方には、受益者負担も視野に入れ配布することで、「だれもが住みやすいバリアフリーのまちづくり」が、低予算で出来るのでは?
行政回答  
障がい者の方のみならず、誰もが情報等を共有できることは重要と考え、今後実態調査の結果を、関係所属課、社会福祉協議会と予算面等協議、検討したい。
質問
広報広聴編集委員会設置要綱に、全職員が広報マンになるようにとあるが、住民の方が窓口で質問したら、広報に書いてあるとあしらわれ、親身に対応してくれなかったと聞くが?
   
行政回答
誠に許されない行為、職員に対しましては、住民との信頼関係が築けるような、接遇を心掛けて行くことを徹底します。

◎他に災害対策について、質問を行いました。





会期 14日間 (9月3日から9月16日)
議案61〜84 計24件・諮問3.4 計2件・報告3〜5 計3件・認定1〜9 計9件
一般質問15件・意見書1件が審議されました。

主な議案のみをご紹介致します。

<議案番号61号>
専決処分について(平成21年度那珂川町一般会計補正予算)
衆議院選挙に伴い12,415,000−を選挙費用として、歳出致しましたが国または県の選挙は、県から選挙費として歳入されます。
賛成16:反対0で可決しました

<議案62号>
専決処分について(平成21年度那珂川町一般会計補正予算)
中国・北部九州豪雨による災害復旧費用として243,002,000−歳出しましたが国県からの歳入は36,000,000−地方債10,300,000−その他30,264,000−を特定財源で賄い、一般財源は165,973,000−となりました。
賛成16:反対0で可決しました

<議案63号>
那珂川町立学童保育所条例の全部を改定する条例の制定
預かり時間を17時30分までを18時まで延長し、安徳南小学校の学童定員を70人→100人にし、町長の判断で定員を超えて入所可能と条例を改定しました。
賛成16:反対0で可決しました

<議案64号>
那珂川町国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定
平成21年10月から平成23年3月までの間の出産一時金の引き上げを行い現行350,000−を390,000−に引き上げました。
賛成16:反対0で可決しました

<議案65号>
那珂川町安全・安心まちづくり条例の制定について
安全で安心して暮らすことのできる地域社会づくりに関した基本理念及び町の施策の基本として提出された。条例の基本理念で「自らの安全は自ら守る」に反対意見が出ました。
賛成13:反対3で可決しました
私はこの件に関しましては、すべてを行政に頼るのではなく、行政と自助・共助・共動の精神で取り組む姿が本来の姿だと考え賛成を致しました。

<議案66号>
平成21年度那珂川町一般会計補正予算案
歳出歳入予算にそれぞれ12億4千6百17万7千円を補正追加し、総額135億7千1百43万3千円としました。本年度の一般会計補正予算は、国の地方景気対策とした特別交付金を利用した、補正予算です。通常の補正予算は2〜3億なので、いかに大きな補正なったかご想像がつくと思います。内訳の概略は、恵子児童館改修工事1千万円・災害時要援護障害者実態調査事業7百68万円・子育て応援特別手当7千23万円・美しい森林事業1千6百万・都市公園整備事業1千9百73万円・学校耐震化事業9千2百万円・学校ICT化事業2億3千3百万円・災害復旧費4億4千万円です。学校耐震化は南畑小3百80万円・南中学校8千8百20万円学校ICTは町内すべての学校にインターネット回線の普及と機器の設置です。ICTとは…インフォメーション・アンド・コミュニケーション・テクノロジー。情報通信技術だそうです(わかりにくい言葉ですね)。都市公園整備は安徳・岩戸・下片縄公園の駐車場・トイレの整備に使われます。
賛成13:反対3で可決しました

■意見書について
民主党政権が自公連立政権で成立した本年度予算や補正予算の見直しや凍結に言及していることに対して、関係事業が中止されれば、地方自治の混乱を招くだけではなく、地域雇用、地域経済情勢に深刻な打撃を与え、日本経済に悪影響を及ぼしかねないため、賛成14:反対2で可決し、鳩山由紀夫首相、原口一博総務相藤井裕久財務相に提出致しました。春田ともあきは別紙のように意見書提出に賛成討論を行いました。

■一般質問について
各議員の一般質問は別紙の通りです。春田ともあきは今回広報による情報の共有化をメインテーマにし、質問を行いました。

■9月議会を振り返って
今回の議会は、議案66号補正予算と7月水害議会とタイトルしても良いと思う程でした。その中でも今回は行政職員の素晴らしい働きです。補正予算では、様々な事業を上手に国県の補助を受けるようにし、11事業=総予算4億1千7百万の内本町一般財源は2千9百万円に抑え。災害対策では、不眠不休の復旧活動、災害復旧にも激甚災害指定と県の査定を早急に受け早期復旧に取り組む働きには敬意を示す程です。







7月22日、第2回経済福祉常任委員会が開催されましたのでご報告いたします。
<健康福祉部>
福祉課
1、第2期那珂川町障がい福祉計画計画について
障害者自立支援法にもとに策定されています。
9月から各種関連団体に説明会が開催されます。

高齢者支援課
1、後期高齢者医療について
7月10日後期高齢者医療保険料決定通知書を送付した。

普通徴収の方1,500人
特別徴収の方1,944人
計3,444人

2、介護保険について
6月12日介護保険料額決定通知書を送付した。
普通徴収の方1,012人
特別徴収の方 6,554人
計7,566人

皆さま御自身の保険料のご確認は担当課で行えますのでお気軽にお越し下さい。

子育て支援課
1、平成20年度実施の町立学童保育所利用者アンケート結果について
本町HPにて掲載中と説明がありました。

国保年金健康課
1、新型インフルエンザ発生状況及び対策経過について
経緯と7月10日那珂川町発生時の対応の説明がありました。


<地域整備部>
建設課
1、各事業の契約進捗状況
団地側溝整備事業・道路改良工事・県道改良工事・ミリカローデン駐車場工事などの進捗状況の説明がありました。
*スパーハローディーの前の歩車道は綺麗に整備されます。
*ミリカ駐車場今年度には第三駐車場が完成します。

産業課
1、緊急雇用対策事業について
進路支援事業・自然公園整備事業・その他3事業について説明がありました。
*募集人員8名中7名は町内在住者の方を雇用予定。

都市計画課
1、公共施設等循環バス運行事業について
那珂川町地域公共交通会議にて利用促進策として回数券の発行と子ども・高齢者・障がい者に対して割引制度を設けました。
小学生未満…無料
小学生、高齢者、障がい者150円⇒100円
回数券11枚つづりは10%割引となります。

2、(仮称)那珂川総合運動公園について
測量設計業務委託が契約されました。

下水道課
1、各種事業契約、進捗状況について
国の補助を受けながら確実に実施されています。


今回執行部には循環バス運行に伴い社会福祉協議会の無料送迎バスは同じ路線は廃止と説明を受けましたが、路線地図も無く地域住民に混乱を与える恐れがあるので早急に対応することを申し入れました。







6月17日平成21年6月定例議会
6月4日〜17日に第2回定例会が実施されました。
春田ともあき一般質問の内容をご報告いたします。


<質問の趣旨>各種審議会の周知・公開を
質問
町の重要な案件を審議する、各種審議会は原則公開、傍聴可能だが、なぜ開催日などの公開をしないのか。審議会の公正な運営と町民参画を図るために、会議の名称・日時・場所・議題・傍聴の可・不可を周知するべきではないか。
総務部長
積極的な情報公開という観点から、今後は開催日をホームページ等で開示する方向で検討する。
質問
本町のホームページを調べると、公開してある審議会もあるが、数が少なく中には審議終了後の公開で、町民の皆様の生活にかかわる重大な事柄が、知らないうちに審議・答申が出され、様々な町政混乱を招いている。
「住民と行政との協働のまちづくり」を実践するため公開すべきだ。
総務部長
住民参画を推進する上で大切なことと認識し今後は、情報公開条例第9条を考慮し、ホームページ等で原則公開する。
質問
町長の施政方針に「住民と行政によるまちづくり」に向けた「住民参画条例」制定があるが、今回の各種審議会公開もその一環になると考えるが町長の考えは。
町長  
住民参画手続きの方法の一つと考えられる。また、町民と行政が「情報の共有」を意識し協働のまちづくりの推進に努める。
   
  ◎サルイノシシの駆除について
   
質問
森林開発(ダム・新幹線)工事の影響で生態系の変化が懸念されるが、今後も町単独で(サル・イノシシ等)駆除に取り組のか。
   
地域整備部長
今後は福岡県ニホンザル対策基本方針に従って、地域住民一体となって対応していく。

議会報告PDFファイルはこちら






第2回那珂川町議会臨時会
5月15日、29日に第2回那珂川町議会臨時会が開催されました。
6月に開催される定例議会を前に、様々な案件が協議されました。
■福岡女子商業高校耐震補強工事(¥77,490,000)


■那珂川中学校耐震補強工事(¥45,150,000)
夏休みから工事が始まります。


■安徳北小増築工事(¥156,345,000)
1Fは給食室・2.3Fは教室として3階建が増築されます。


■職員の特別職期末手当削減
人事院勧告に伴い一般職員・町長・議員の期末手当が削減されます。


■介護保険料の見直し
介護保険料の段階を7段階から10段階に見直になりました。

 






4月8日 第1回那珂川町町議会臨時会
私春田ともあきは、おかげさまで、経済福祉常任委員に就任致しました。
経済福祉常任委員会は、皆様にお約束した公約の多くが係わる私が熱望した委員会です。
その後、4月15日の全員協議会にて、博多南駅交通対策協議会委員に地元議員として選出され、4月20日春日那珂川水道企業団議会臨時会にて、行財政改革調査特別委員会副委員長と議会運営委員会委員に選出されました。これからも、元気・やる気・本気・春田ともあき、若さと行動力で一生懸命努力致します。

あなたの声を!
あなたの思いを!
町政に届けます!

皆さまの変わらぬご指導、ご鞭撻、ご支援、今後ともよろしくお願い申し上げます。

<臨時会の内容>

 ・ 那珂川町議会議長、副議長の選挙
 ・ 常任委員会委員の選任、委員長・副委員長の選出
 ・ 議会運営委員会委員の選任、委員長・副委員長の選出
 ・ 議会広報特別委員会の設置、委員の選任、委員長・副委員長の選出
 ・ 九州新幹線対策特別委員会の設置、委員の選任、委員長・副委員長の選出
 ・ 春日那珂川水道企業団議会議員の選挙
 ・ 福岡都市圏南部環境事業組合議会議員の選挙
 ・ 春日・大野城・那珂川消防組合議会議員の選任
 ・ 福岡県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙
 ・ 監査委員の選任

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